【衝撃】どんぶり覆うエビ天うどん インスタ映えでも人気
ジャンボ海老天うどん。そばにもできる(いずれも税込み1100円)=2020年11月10日、岐阜県飛驒市古川町、山下周平撮影
アニメ映画「君の名は。」のモデル、岐阜県飛驒市にインスタ映えする人気のうどんがある。「めん処 ほりのうえ」自慢の一品「ジャンボ海老天(えびてん)うどん」は衝撃の見た目ながら、あっさりだしにもちもちしたうどんで、さっぱりといただける。
エビ天の長さは30センチほどあり、直径20センチのどんぶりを覆い尽くす。中央で折り、だしに沈めると、ジュワーッと食欲をそそる音が上がる。大ぶりのブラックタイガーの身を伸ばす独自の手法で一気に揚げる。
だしは昆布とカツオを利かせ、塩は薄め。1日経つと濃くなることから、作り置きしないのがこだわりだ。
1942年にうどんの製麺所として創業し、93年から食事処も始めた。店の目玉にと「ジャンボ」を開発した。当初は期待していなかったが、近年はインスタ映えすると、県外からも若者が目当てに訪れる。初めて見た客からは「これが普通サイズ?」と驚きの声が上がる。
3代目店主の長男(42)のエビ天は衣を派手にまとわせるが、母の堀之上礼子さん(69)は薄い衣で仕上げる。だしが衣で濁るのをいやがる通は「ママのジャンボ」をあえて注文するという。
エビが長すぎて、フライヤーでまっすぐ揚げることはできない。しかし、同時に2本しか揚げられないエビ天にいつも「おいしくなーれ」と呼びかけているのが、おいしさのひけつという。
〈アクセス〉岐阜県飛驒市古川町上町1300の1。昼のみ午前11時~午後1時半(ラストオーダー)。不定休。(山下周平)
Source: メシニュース
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